働くスタッフが女性中心のカウチーモでは、月に一度、必ず女性幹部がスタッフ一人ひとりと話す時間を設けて“面談”を行っています。
面談といっても堅苦しいものではなく、近くの飲食店や喫茶店などへ行き、マンツーマンで話をするというもの。
場所を変える事で、職場とは違い話しやすい雰囲気になるようです。
話す内容は、仕事の面はもちろんのこと、プライベート面のことも。
女性同士なら気軽に話せる事が多いようです。
会社として、プライベートを重視している訳ではありませんが、この面談はスタッフの精神的なサポートができる場だと考えています。
人間、誰しもその時の精神状態によって燃えているときもあれば、停滞するときもあります。お店側としては、スタッフが今どういった状態にあるのかが分かるのは助かっています。
逆に面談を受ける立場のスタッフも、話を聞いてもえるうれしさや、安心感があるとのこと。
面談は店とスタッフお互いにとって、良い循環をもたらしています。
若手スタッフから見ると、先輩は憧れの存在。そんな憧れの先輩が自分のために時間を作って話を聞いてくれる、人生の方向を示してくれる、というのはとても良い事だと思います。
もちろん、面談の中で時には厳しいフィードバックをすることもあります。
「自分一人で業績を上げるのだけでなく、人材育成も強化するべき」「会社に認めてもらうためにも店長の立場をもう少し頑張らないと」など、信頼できる先輩からの具体的なアドバイスは叱咤激励となり、スタッフのやる気に繋がることも。
自分がこれからどこを目指していくべきか、次のステップを示してくれる先輩の存在は大きく、美容師としてのモチベーションに。またこういった話す機会があることで、社内の上下の関わりも深まることが期待できます。
スタッフ同士のこの関わりの多さ、深さは女性同士ならではの部分かもしれません。
特に、若手の美容師にとっては安心感をもって未来をイメージできることは大切な事。
会社としては、そんなことが実現できる職場でありたいと考えています。