カウチーモで働くスタッフは年齢も幅広く、結婚をしていたり子供がいたり、人によって環境もそれぞれです。
そのため、16時で就業時間を終える人もいれば、休みの日がバラバラの人も。
もちろん、基本はサービス業なので、できれば土日も働いてくれるとありがたいのが会社の本音ですが、女性は年齢とともに環境が変わり、男性より制限が多いのが実情です。
スタッフの生活を守るためにも、そうは言ってられません。
ではどうしてサービス業である美容師が、希望の時間や休みに対応できる働き方をかなえられているのでしょうか。
きっかけは長年働く幹部の女性スタッフが、家族の事情によって土日などの出勤が難しくなったことが始まりでした。
当時は女性スタッフ本人も「美容師はやめたくない」と希望していました。お互いに悩んだ結果、会社は週末に休むことを受け入れ、美容師としてそのまま残ってもらうことに。
彼女は週末に出勤ができなくても、それ以外の日できちんと生産性を作ってくれていました。長年働いてくれているスタッフは技術も経験値もあり、いてくれるだけでお店が安定するのです。
そこから徐々に、お店に貢献してくれているスタッフには生活環境に合わせた働き方をOKするようになり、今のようなスタイルとなりました。
もちろんスタッフ全員が自由な働き方をするのは難しいですが、それぞれの立場で、それぞれの働き方でお互いをカバーしつつ、みんなで支え合いながらがんばってくれています。
新入社員が入る時は、カウチーモのコンセプトの一つとして「美容師は結婚・出産しても続けられるいい仕事」ということを必ず最初に伝えています。
そうなるためには、やっぱり独身のうちからまず美容師としての実力を付けていくこと。
みんなから求められる人間になっていれば、結婚出産後も会社が求める人材となり、自然と自分の理想に沿った働き方ができるようになるのではないでしょうか。