いつもカウチーモのブログを読んでくださりありがとうございます。
私達は女性のお客様の日常を彩る仕事をしています。
大阪市旭区・都島区の大人の女性にとってうれしい美容サロンを目指してキレイの提案させて頂きますね♪
今回は美容師さんから見た なぜ?自分でヘアカラーすると失敗しやすいのか?について考えてみます。
ヘアカラーが当たり前になった現在においてセルフカラーをされる方も多くおられます。
そんなケースに気をつけてヘアカラーを楽しめば良いのか?についてのポイントを説明し、皆さまの参考になればと思います。
①髪の明度の差異が出てしまうから
一番多い失敗がこれだと思います。主に高明度のファッションカラーで起こるケースです。
ファッションカラーはバージンヘアの明度を上げてオシャレに髪色を変えるために創られています。
1度でもカラーリングをした場合、根本と毛先の髪の状態は全く変わります。
条件の違う髪の部位に同じヘアカラー剤を塗布すると当然髪の明度のむらが出てしまいます。
このケースは髪を明るくしようと思えば思うほどむらが出ます。
明るい髪にするときはヘアサロンに行きましょう。
②頭皮と毛先は温度が違うから
弊社でもヘアカラーについて新入社員さんにまず教えることは「頭皮と毛先の温度が違うこと」
頭皮付近には体温がありますが、毛先は体温が伝わりません。
つまり同じ薬剤を同時のせると発色が変わるということです。
いわゆる『ネモキン』ですね。
だから美容師さんは時間差や塗分けをすることで同じ仕上がりにする工夫をしています。
これは技術とノウハウが必要で、セルフではできないと思います。
プロは温度差の観点できれいな仕上がりになるように考えているのです。
③放置時間が一定でないから
セルフカラーの習慣のあるお客様の話を聴いていると、放置時間がまちまちであることがわかります。
白髪染めはともかく、ファッションカラーの場合の時間管理ができていないことは致命的に問題です。
通常ファッションヘアカラー剤は時間がたてばたつほど発色していくからです。
ここで白髪染めについて説明します。
白髪染めの場合は設定された明度以上にならないことが多いので、仕上がりのむらは少ないと思います。
ただ長時間経過するとダメージレベルが上がるので気をつけたほうが良いと思います。
また、「ダメージコントロールができないから」という視点もあると思います。
染めることだけに意識が向くことによって、その後の髪のダメージを招くことも良くあります。
逆に言えばプロの美容師さんはお客様の髪のことを考えてベストの染色方法を選んでいるのです。
簡単に言えば、毛先のダメージ部には優しい力で色味のみをいれて根元付近はしっかり明度を上げてその両方を揃えていくのです。
この訓練を美容師さんは最低でも1年は経験してお客様を担当することを考えると、どんな色にでもできる能力は価値があると私は思っています。
そういうことをご理解頂き、特にロングヘアのファッションカラーはプロに任せることをお勧めします。
お近くのお客様は女性のためのオーガニックヘアサロンを一度お試しくださいね。